参院選終わりました。少子高齢化で社会保障費は今後どうなる・・・?

この度の参院選で社会保険料の削減や減税、子育て、教育制度への充実が打ち立てられていましたが、実際この少子高齢化でどのように実現していけるのでしょうか?

社会保障費の財源は、社会保険料、税金、医療や介護を利用する人の窓口負担です。

かつては一人の高齢者を5人で支える時代がありました。
現在は二人で一人を支えています。
2040年には1.5人で一人を支える時代がやってきます。

社会保障費は1990年バブル崩壊前は約40兆円だったのが、2040年には190兆円の予測となっています。

社会保障費が国の予算の3分の1超を占め、教育や子育て支援を圧迫することになります。

しかし、その一方で、教育の無償化、給付金強化による出生数の回復を計ろうとしています。

「ばらまいては、また徴収する。」

みなさん、この循環、どう思われますか?

私はこの循環にとても違和感を感じています。

このばらまきにはいくらのコストや事務費がかかっているのでしょうか・・・

給付に加えて、人件費、郵送費、システム開発費等々、給付費の1%から10%相当の金額がかかっています。

給付以外で、最低でも億単位の支出になりますので非常に無駄で効率が悪いのではと思ってしまいます。

これは本当に意味があるのでしょうか?

将来世代へのツケを増やしているだけになっているのではないでしょうか。

今の給付のために、将来の増税や社会保障カットが必要になる可能性も否めません。

一時金では将来不安の解消にならず、消費に結びつかないのでは・・・

経済効果の持続性は低く、一時的な効果で終わっているのでは・・・

政治が「配る」ことで支持を買うようになり、制度の本来目的が薄れています。

とはいえ残念ながら今後もこの状況は変わらずに続いて行くのでしょう。

日本の社会保障制度は世界的に見ても非常に手厚くなっています。
誰もが安心して治療を受けられるのも、この社会保障制度によるものです。
高額な医療費も「高額療養費制度」で月数万円に抑えられています。

この手厚い社会保障制度はとにかくありがたいものになっています。

現状を守っていくにはどうしたらよいのか? 

ただ単に、選挙のために、「社会保険料をさげます。」とか「減税します。」
と言えるものではないと思います。

私も不注意での怪我から手術をしまして高額療養費のお世話になりました。
手術代は高額療養費がなければとてもじゃないけど払えない額でした。

誰しもいつ病気や怪我をするかわかりません。

日本の社会保障制度は共助の仕組みになっています。
それは、自助努力があって、その先にあるものです。

社会保険制度が見直されていますが、超高齢化の時代、個人個人で社会保険に加入しておくことはとても重要だと感じています。

扶養に入っているために、高額療養費が高い水準になる場合もございます。
年金もそうです。
今を大切にしたいのか、高齢化に備えた将来を見据えた計画を立てるのか、今が大事な分岐点と言えるのではないでしょうか。

転職ブームで働き方も大きく変化しています。

医療介護業界も、人材不足と言われていますが、この転職ブームに乗って良い人材を確保できるチャンスでもあります。

私は採用から定着まで一貫した採用メソッドで人材確保のサポートをしています。
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(参院選後の所感)
 石破降ろしが加速していますが、それは得策なのでしょうか?
 私は総理大臣になってからの石破さん、嫌いではありません。
 参院選敗北は石破さんの責任なのでしょうか?
 繰り返される裏金問題や選挙前の鶴保庸介参議院予算委員長の
「運のいいことに能登で地震があった」などと信じがたい失言があった。
どういう意図があればこんな言葉が出てくるのか?
どんな意図があったにせよ、到底ただの失言で済まされるものではない。
 選挙前になると、自分の手柄をアピールしたいがためによくこのような
失言をすることが あるなどと某H弁護士がTVでコメントしていたが、
政治家がこのような失言を平然と繰り返していること自体、
何を信念として政治をやっているのか?
 結局政治家は「災害を政治利用している」と受け取られても仕方のない重大な失言だ。
もはや国民のための政治家ではない。
このような政治家はいらない。
 早く責任を取って政界を退いてほしいものだ。

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